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突発性難聴になった母を救え!!【医師の言葉でおもったこと】PART2

" 突発性難聴 "

2018年1月29日

 

突発性難聴になった母を救え!!【原因と治療方法】PART1の続きです。

 

母からの電話で突発性難聴になったと連絡があり、治療することに!!

前回は、原因などについてお話ししました。

 

今回は、実際に行った母の治療模様についてお伝えしていきます。

母のように突発性難聴を抱えてしまった方にこのブログが届いてほしい。

どんな治療をする??

 

母に「突発性難聴になる前に何かあったの?」と聞いてみると

 

「実は親しくしている友人が ‘‘リンパ節のガン‘‘ になっちゃって、、、

 

そのショックとストレスから突発性難聴になったのかなって思ってるんだけどね。」と答えてくれました。

 

「そうだったんだね。」

 

「確かにその影響が耳まわりの緊張をつくって耳の不調をおこしているのかもしれないね。」

 

その母の友人は、私も小さな頃から

お世話になっている人だったので

 

親子そろってシンミリしてしまいました…

 

気をとりなおして、治療を再開。

母の右耳まわりの筋肉にふれると、硬く緊張している。

 

このコリを緩める為、手足にあるツボに鍼治療をします。

 

「あんた足に鍼するの??」と怪訝な表情の母

 

「それで効くの!?」と同じみの言葉が激しく飛んできましたが

うまく受け流しました笑

 

治療後、耳まわりの硬さが緩んでいることを確認し、変化があるかテレビの音を聞いてもらうと

 

「少しエコーの感じが少なくなったかも」との言葉があり、ドヤ顔で1回目の治療が終了。

 

4日後の耳鼻科で、聴力検査を行ったところ少し数値が良くなっているとのことでした。

 

次の日に同じ内容の鍼治療を行い、3日後の病院での検査で聴力がかなり上がっています。

この段階で母に「鍼って耳にも効くのね」とのお言葉を頂き、心底よかったと思いました。

 

続けて1週間後、同じ鍼治療をおこない聴力は正常な数値に回復。

医師もはじめて感じのいい表情をみせてくれたそうです。

しかし、耳の圧迫感が残ることを医師に伝えると「気のせいだから」と言われ病院での治療が終わったとのこと、、、

 

その後、鍼治療は2回つづけ、耳の圧迫感がとれたとのことで治療をおえました。

母の治療をおえて思ったこと

 

母の治療をして頂いた医師に感謝していますし、批判をする気はありません。

 

ただ、なぜ??「お医者さんは、母の話すような対応をしたんだろう?」と疑問が湧きました。

 

ストレスを感じやすい性格をもっている人に「その性格に突発性難聴になる原因があるんですよ」といっても

逆効果な気がします。

 

なぜかと考えるとその要因は、

突発性難聴には、科学的に証明される効果の高い治療方法がなく、完治率も低いことにあるんではないかと思います。

 

医師が治してあげたい!!と思っても、その完治率は3分の1ほどしかなく、48時間を過ぎると病院の治療で回復したという報告はほぼ0とのこと、、、

 

「それは、確かにお医者さんもきついな、、、、」と思いましたし、気持ちもわかります。

 

鍼治療も科学的根拠はありませんが、前回のブログでお話したように

耳の奥にある内耳の血流が悪くなることが原因であると考えられています。

 

血流を改善する薬はありますが、全身に作用することで耳の血流をピンポイントで良くするといった効果が弱く、

その為、改善率は低い。

 

私は耳周り、アゴ、首、肩の筋肉のコリが内耳の血流が悪くしているのではないかと仮説を立てています。

 

私のおこなっている鍼治療の方法(整動鍼)では、

このコリを取り除くことで突発性難聴を改善した治療院の症例が多く存在します。

 

3ヵ月以内なら6〜7割の改善率があり、

 

鍼治療には突発性難聴を改善する高い可能性があるといえます。

 

病院で処方された薬を飲んでも効果を感じない方、

薬のほかにも効果を高めたい思う方は

是非、鍼治療をすることをオススメします。

 

母のように悩みを抱えた方が一人でも多く良くなることを願います。

 

 

 

 

この記事を書いた人

亮鍼灸院 

院長 永田亮太(ながたりょうた)

 

36歳 はり師・きゅう師、柔道整復師の国家資格を持っています。

高校卒業から治療院で働きながら学校に通い資格を習得。

臨床経験は13年になります。 症状を改善された患者さんの笑顔が大好きな治療家です!!

 

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