首・肩・腕の痛みの症例|頚肩腕症候群・肩こり・インピンジメント症候群
亮鍼灸院で施術を行った、首・肩・背中・腕の痛み(頚肩腕症候群・肩こり)の方の経過をご紹介します。
当院では、痛む場所だけでなく首の動き・背骨・肩甲骨の動きを確認し、動きの制限と関係の深いツボを選んで施術しています。
掲載している症例(3例)
- 症例3 うがいで首を後ろに倒すと首すじが痛む40代女性・2回 / 痛み 10→0
- 症例2 後ろの書類を持ち上げようとすると肩に痛みが走る(インピンジメント症候群)40代女性・約10回 / 肩の痛みが消失
- 症例1 肩甲骨をえぐりたくなるような痛み、肩が上がらない50代男性・11回 / 痛み・重だるさが消失
症例をご覧になる前に
施術の経過には個人差があります。掲載している症例は、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。多くの方が病院での治療と並行して来院されており、経過には病院での治療や時間の経過など、複数の要因が関わっています。症状の強さは、ご本人に「来院時を10としたときの強さ」をうかがった数字です。

症例3
うがいで首を後ろに倒すと首すじが痛む
来院時
うがいで首を後ろに倒すと首すじに強い痛み(3か月続く)
施術後
2回目で痛みが消失
来院までの経緯
20歳ごろから首・肩の重だるさを常に感じており、3か月前から「うがいをしようとすると首すじに強い痛みを感じる」ようになりました。以前にも同じような痛みが出たときは整骨院で良くなっていたため、今回も1か月ほど通いましたが、うがいのときの痛みは変わらず、紹介で来院されました。
初回の体の状態と施術
首の動きを見ると、やや右側に後ろへ倒す動作(後屈)と、右にひねる動作(回旋)で痛みと動きの制限がありました。首の骨まわりのこりに対して手の2か所に鍼をすると、後屈・回旋ともに動きが改善し、痛みが10→2に減りました。
その後の経過
- 2回目首の前側(胸鎖乳突筋)の緊張に対して足に鍼。直後に痛みが消失し、施術を終了。
考察
首の動きが悪くなっていたことで、痛みが長引いていたと考えられる症例です。動きの制限がとれるとすぐに痛みが減り、少ない回数で変化がみられました。
施術で使った主なツボ
列缺(右)、後鶏(右)、太衝(右)、胞肓(右)

症例2
後ろの書類を持ち上げようとすると肩に痛みが走る(インピンジメント症候群)
来院時
後ろの物を取る・腕を横に上げると右肩に痛み。注射とリハビリで改善せず
施術後
病院の注射と併用しながら、約10回で肩の痛みがなくなった
来院までの経緯
歯科衛生士をされています。3か月前から「後ろにある書類を持ち上げようとすると右肩に痛みが走る」ようになりました。整形外科で「インピンジメント症候群」と診断され、2週間に1度の注射とリハビリを受けていましたが痛みが改善せず、このまま良くならなければ手術が必要になる可能性もあると言われたそうです。手術をせずに良くなる方法はないかと友人に相談したところ、当院を紹介されました。
初回の体の状態と施術
腕を横に上げる動作でも痛みがあったため、かかと付近のツボに鍼をすると、横に上げる痛みが10→4に。後ろの物を取る動作の痛みは変わらなかったため、肩の動きの起点となる足のツボと、胸の前側をゆるめる足のツボに鍼をすると10→8に減りました。
その後の経過
- 2回目(4日後)「施術後は日中とても楽で動かしやすかったが、夜に痛みが強くなり、翌日には元に戻った」。炎症を抑える手のツボと背骨のツボを加えて施術。施術した日は動かしすぎず、当院でお伝えした「自分でできる肩の運動」を少しずつ行うよう指導した。
- 3〜10回目病院の注射と併用しながら約8回同様の施術を続け、肩の痛みがなくなったとのことで終了。
考察
肩関節の痛みは、背骨まわりの緊張が関係していることが多いと当院では考えています。背骨が緊張すると肩の動きの連動が失われ、関節がスムーズに動かなくなる——その状態がインピンジメント症候群の痛みにつながっていたと考えて施術しました。
施術で使った主なツボ
申脈(右)、志室(右)、足太陽(右)、T2(1)、T3(1)、後鶏(右)、地機(右)

症例1
肩甲骨をえぐりたくなるような痛み、肩が上がらない
来院時
肩甲骨の内側の強い痛みと、肩が上がらない状態(3か月)
施術後
11回で痛みや重だるさが出なくなった
来院までの経緯
3か月前から「肩甲骨をえぐりたくなるような痛み」があり、最近は肩も上がらなくなりました。経理の仕事で1日中デスクでパソコン作業をしています。肩こりは昔からありましたが、ここまでの痛みは初めてで、3週間前から徐々に肩が上がらなくなったそうです。マッサージを受けても変わらず、病院には行かずに、知り合いだったこともあり来院されました。
初回の体の状態と施術
病院で検査を受けていなかったため、首と肩の徒手検査を行い、しびれなど神経の症状がないことを確認しました。首・肩から背中にかけて熱感があり、肩甲骨と背骨の間を軽く押しただけで強い痛みがあります。肩は上がりにくく、上げると痛みます。
肩甲骨の動きに問題があると考え、関わりの深い仙腸関節(骨盤)の2か所のツボと、炎症を抑える手のツボに鍼をすると、熱感がひいて「楽になった感じがする」とのこと。さらに肩の動きの起点となる腰と足のツボに鍼をすると、上がりにくさは残るものの痛みは消えました。週2回の通院を提案しました。
その後の経過
- 2回目(1週間後)「3日ほど痛みは軽かったが、その後元に戻った」。首を後ろに倒すと動きの制限と痛みがあり、背骨の緊張をゆるめる手のツボと、首の前側をゆるめる足のツボに鍼。動きと痛みが改善。
- 3〜6回目(週1回)背中の痛みはほぼなくなったが、隠れていた首の痛みが強く出てきたため手のツボを追加。
- 7〜11回目痛む場所はなくなったが肩全体が重だるく、お尻のツボを追加。11回目で症状が出なくなったことを確認して終了。
考察
長時間のデスクワークで仙腸関節に負担がかかり、連動する肩甲骨の動きが悪くなって、首から肩全体の緊張と痛みにつながったと考えて施術しました。症状が重く仕事も忙しかったため、施術期間は長めになりました。
※強い痛みや、腕のしびれ・力の入りにくさがある場合は、まず整形外科で検査を受けてください。
施術で使った主なツボ
仙髎(右)、膀胱兪(右)、後鶏(左)、胞肓(右)、志室(右)、申脈(右)、曲池(右)、殷門(左右)
首・肩・腕の痛み(頚肩腕症候群・肩こり)でお悩みの方へ
症状の出方や原因は、人によって異なります。当院では初回に、病院での診断や検査結果、服用中のお薬、これまでの経過をうかがい、体の状態を確認したうえで、施術の方針と通院の目安をお伝えします。病院での治療と並行して受けていただけます。
鍼が初めての方も多く来院されています。髪の毛ほどの細い鍼を使い、刺激の感じ方を確認しながら進めますので、ご不安なことは遠慮なくお伝えください。
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ほかの予約方法(初回 8,500円)








