「検査では異常なし」なのに体がつらい。それ、自律神経のせいかもしれません
こんにちは、亮鍼灸院です。
「朝起きた瞬間からもう疲れている」
「頭が重くて、肩はガチガチ。でも病院では異常なし……」
「薬を飲めば少し楽になるけど、また繰り返す」
こんなお悩みを抱えて来院される方が、当院にはとても多くいらっしゃいます。
原因がわからないだけに、周りにも理解してもらいにくく、「気のせいじゃない?」「もう少し休んだら?」と言われてしまう。でも、本人は本当につらいんですよね。
今日はそういった方に向けて、自律神経の乱れについて当院が考えていることをお話しします。
自律神経って、そもそも何?
自律神経というのは、私たちが意識しなくても体を動かしてくれている神経のことです。心臓を動かしたり、消化を助けたり、体温を調整したり——そういった「無意識の働き」をすべて担っています。
自律神経には2種類あって、
- 交感神経:アクセルのような神経。活動・緊張・戦闘モードのとき優位になります。
- 副交感神経:ブレーキのような神経。休息・リラックス・回復モードのとき優位になります。
この2つが交互にうまく切り替わることで、体は健康を維持できます。ところが、現代の生活ではこのバランスが崩れやすくなっています。
長時間のデスクワーク、スマホの見すぎ、睡眠不足、職場や人間関係のストレス……こういったことが積み重なると、交感神経が優位なまま切り替わらなくなってしまうんです。
「背中の硬さ」が自律神経を乱していた
自律神経が乱れる原因というと、「ストレス」や「睡眠不足」がよく挙げられます。もちろんそれも関係しています。でも当院の施術を通じてわかってきたのは、体の物理的な問題、とくに背中や肩甲骨まわりの筋肉の硬さが大きく影響しているということです。
仕組みはこうです。
背中の筋肉が硬くなる
↓
肩甲骨や首が動きにくくなる
↓
胸まわりが固まって、呼吸が浅くなる
↓
自律神経が乱れる
↓
さまざまな不調があらわれる
浅い呼吸が続くと、体は「今は危険な状態だ」と判断して、交感神経を過剰に高めてしまいます。その結果、いつも体が緊張した状態になり、休んでも回復できない……という悪循環が生まれます。
肩甲骨に”自律神経のサイン”が出る
面白いことに、自律神経が乱れている方の肩甲骨まわりには、共通したコリのパターンがあります。
試しに、自分の肩甲骨のまわりを触ってみてください。硬いところ、押すと痛いところはありませんか?
当院では施術前に必ずここを確認します。コリの場所や硬さのパターンによって、その方の自律神経がどんな状態にあるかがわかるからです。そしてそのコリをほぐすと——不思議なほど呼吸が深くなり、体がじんわりと楽になっていくのを感じてもらえます。
はりで「コリ」をほぐし、呼吸を深める
当院では自律神経の不調に対して、背中・肩甲骨まわりの特定のコリができてしまう「体の癖」をツボに鍼をすることでリセットすることで根本的なアプローチをとっています。
ここで「ツボってどこに刺すの?」と思う方もいるかもしれません。実は、手足や骨盤まわりにあることが多いんです。背中のコリに対して、なぜ手足に鍼を?と不思議に思うかもしれませんが、これには理由があります。
体の癖というのは、背中そのものから始まるのではなく、手足や骨盤まわりの動きのクセが起点になっていることがほとんどです。そのクセが積み重なることで、背中・肩甲骨まわりに特定のコリができてしまう。だから、コリそのものをほぐすだけでなく、癖が起こり始めるポイント=ツボに直接アプローチすることで、より根本的な改善が期待できるのです。
「鍼ってたくさん刺すもの?」と思う方もいるかもしれません。でも当院の施術は違います。触診と動作分析でツボを見極め、ミリ単位の精度で狙ったポイントに刺鍼するのが特徴です。むやみにたくさん刺すのではなく、必要な場所に的確にアプローチします。
この施術技法「整動鍼」は医療専門書にも掲載されており、北斗病院との共同研究も行っています。「なんとなくよさそう」ではなく、科学的な根拠に基づいた治療を大切にしています。
来院される方へ
「もう何年もこの不調と付き合っている」
「何をやっても改善しない」
「つらいのに、誰にもわかってもらえない」
そんな方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
当院ではこれまでに、自律神経の不調で来院された多くの方が症状を改善し、「以前の自分に戻れた」と言っていただいています。
まずはお体の状態を一緒に確認させてください。きっと、体に変化を感じていただけると思います。
ご予約・お問い合わせはLINE・電話・ネット予約からお気軽にどうぞ。
亮鍼灸院
院長 永田亮太(ながたりょうた)
はり師・きゅう師、柔道整復師の国家資格を持っています。
・北斗病院鍼センター非常勤鍼灸師
・十勝リハビリセンター非常勤鍼灸師
心電図にて自律神経測定を行い、鍼灸における自律神経の影響を研究しています。







