顔面神経麻痺① 重症例(ENoG12%)、発症4日後から施術を開始した40代男性
" サンプルカテゴリー "
患者
40代 男性
来院
2024年12月 ~ 2025年2月
頻度
週1〜2回
通院回数
計12回
症状

2024年12月、突然顔の左半分が動かなくなり救急病院を受診。ベル麻痺と診断され、ステロイド治療を開始。
検査結果:
- 柳原法スコア:7/40点(重症)
- ENoG(誘発筋電図検査):12%(正常側比/発症から約1週間後)
神経の障害が大きいと考えられる重症例です。当院へは発症から4日後に来院されました。
施術と経過
発症4日後に初診。首・耳周り・鎖骨周辺に強い筋緊張を確認。手足のツボを使って首・肩・鎖骨まわりの緊張を緩める整動鍼を中心に施術を行いました。
【施術の特徴】
- 前半:手足のツボへのアプローチで首・肩・鎖骨周辺の筋緊張を緩和。日常生活で気をつけるべきポイント(冷やさない・顔を大きく・強く動かしすぎないなど)やセルフマッサージ方法を丁寧に説明し、ご自宅でも実践していただきました。
- 後半:神経の回復に合わせて、鏡を見ながらのリハビリ(ミラーセラピー)を導入。正しい動きを意識しながら、無理のない範囲で行っていただきました。
【治療経過】
- 発症1〜2週目:施術後から少しずつまぶたが動くようになってきた。目の乾燥感が軽減。
- その後:目が閉じられるようになり、口角も少し動くように。
- 発症2ヶ月目(計12回):ほぼ日常生活に支障なし。わずかな違和感は残るものの、日常生活に支障のない程度まで回復。
重症例でしたが、病院での治療、ご本人の日常生活での取り組み、施術を並行して続け、日常生活に支障のない程度まで回復されました。
この症例に関連して、ENoGの数値の見方は「ENoGとは?顔面神経麻痺の予後を考える検査」、発症直後の鍼灸については「発症直後に鍼灸を受けてよいか」、鏡を使ったリハビリの注意点は「顔面神経麻痺のリハビリ|やりすぎに注意したい理由」で解説しています。ほかの症例は「顔面神経麻痺の鍼灸症例一覧」をご覧ください。
※施術経過には個人差があります。掲載している症例は、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。







