顔面神経麻痺の鍼灸症例|札幌・亮鍼灸院
亮鍼灸院で施術を行った顔面神経麻痺の方の経過をご紹介します。発症直後から来院された方、入院治療のあとに来院された方、発症から時間がたって後遺症が気になる時期に来院された方など、状況はさまざまです。ご自身の状況に近い症例を探す参考にしてください。
症例をご覧になる前に
施術経過には個人差があります。掲載している症例は、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。いずれの症例も、病院での治療や時間の経過による神経の回復など、複数の要因が関係しています。
症例の読み方
各症例には、病院で受けた検査の結果(柳原法・ENoGなど)、発症から来院までの期間、通院のペースと回数を記載しています。顔面神経麻痺の回復は、麻痺の程度や神経の傷みの大きさ、治療開始の時期などによって大きく変わります。
- 柳原法:顔の10の動きを点数化した評価(40点満点)。点数が低いほど麻痺が強いことを示します。
- ENoG:神経の傷みの程度を、健康な側との比較(%)で表す検査。詳しくは「ENoGとは?顔面神経麻痺の予後を考える検査」をご覧ください。
発症直後〜回復期から施術を始めた症例
重症例(ENoG12%)、発症4日後から施術を開始した40代男性
- 病院での評価
- 柳原法 7/40点・ENoG 12%
- 通院
- 週1〜2回・2ヶ月で計12回
病院でのステロイド治療と並行して施術を開始。首・耳まわり・鎖骨周辺の緊張を確認しながら施術を行い、後半は鏡を使ったリハビリも取り入れた経過です。
ハント症候群による重度の顔面神経麻痺|口角とまぶたの動きの経過
- 病院での評価
- 柳原法 2/40点・筋電図 5%
- 通院
- 週2回・約3週間時点
入院治療を受け、病院で重症と説明されていた方の症例。週2回の施術を続けた約3週間時点までの、口角とまぶたの動きの経過をご紹介します。
大きな心労が重なる中で発症したハント症候群|約6か月の経過(60代女性)
- 初診時の評価
- 柳原法 4/40点
- 通院
- 週1回→2週に1回・約6か月
耳鳴りやめまいもあり、気持ちの落ち込みが強い状態で来院された方の症例。発症から約3か月ごろに顔の動きの変化がはっきりし、約6か月で日常生活に支障がない程度まで回復されました。
冬の繁忙期に発症した右顔面神経麻痺|仕事中の冷えに配慮したセルフケアと約6か月の経過
- 初診時の評価
- 柳原法 3/40点
- 通院
- 週2回→週1回・約6か月
配送業の方の症例。ステロイド治療後も麻痺が残っていた状態で来院。回復の途中で共同運動やこわばりの兆しがみられた時期には、仕事中の保温や顔を強く動かしすぎないセルフケアをお伝えしました。
後遺症が気になる時期の症例
眉と口元の左右差・うがいのしにくさが残る右顔面神経麻痺(40代女性)
- 主な課題
- 顔面拘縮(こわばり・突っ張り感)
- 通院
- 4回目時点
目の開閉などは回復している一方、眉と口元の左右差やこわばりが残っていた方の症例。拘縮をやわらげ、口元の細かな動きを取り戻すことを目標にした施術方針をご紹介します。
症例は、患者さまの同意をいただいたものを順次追加しています。
症例に共通する当院の考え方
どの症例でも、当院ではまず病院での診断・治療内容と検査結果を確認し、発症からの時期に合わせて施術方針を考えています。そのうえで、顔の動きだけでなく、首・顎・鎖骨・肩甲骨まわりの緊張や呼吸の状態など、体全体の状態を確認しながら施術を行います。
回復の途中で気をつけたいことについては「顔面神経麻痺のリハビリ|やりすぎに注意したい理由」や「顔面神経麻痺の共同運動・拘縮とは?後遺症を解説」で解説しています。
当院では、2024年度の日本顔面神経学会で「病的共同運動が緩和された顔面神経麻痺患者の一症例」として症例発表も行いました。施術内容や料金は「札幌で顔面神経麻痺の鍼灸をお探しの方へ」をご覧ください。
顔面神経麻痺についてさらに知る
顔面神経麻痺についてお悩みの方へ
亮鍼灸院では、病院での診断・治療内容や発症からの経過を確認しながら、施術方針を考えています。病院での治療中の方、発症から時間がたって後遺症が気になる方も、ご相談ください。
栄町院 011-839-0217 / 大通院 011-213-0722(木・日定休)









