【症例】口が指2本分しか開かず、カクンカクンと音が鳴って「イズい」顎関節症の30代女性
亮鍼灸院で施術を行った、顎関節症の方の経過をご紹介します。

症例1
口が開かない、カクンカクンと音が鳴って「イズい」(違和感がある)
来院時
口が指2本分しか開かず、開けるとカクンカクンと鳴る
施術後
指4本分まで開くようになり、音も気にならない程度に
来院までの経緯
10代のころから顎の開きが悪く、30代に入ってから音が鳴るようになりました。「食事のときに顎の動きが悪く、イズさ(違和感)と痛みがある」「顎が以前より盛り上がってきて、口を開くときにカクンカクンと鳴る」とのこと。3か月前に歯科でマウスピースを作り、寝るときに1か月着けましたが口の開きが改善されず、来院されました。
初回の体の状態と施術
口の開きは指2本分ほど。顎まわりの咀嚼筋(食べ物をかみ砕く筋肉)の緊張が強く、こめかみと頬骨の下に押すと痛む場所がありました。
顎関節と連動する手首・親指近くのツボに鍼をすると、直後に口が指3本くらい開くようになり、押したときの痛みも半分ほどになりました。
その後の経過
- 2回目(4日後)口の開きは2日で元に戻ったが、開きやすさは以前より保たれていた。同じ施術を行った。
- 3回目同じ施術。開け閉めのときのカクンカクンという音はあまり変わらず。
- 4回目顎の後ろの首すじが硬く緊張していたため、足と仙骨のツボに鍼。音が小さくなり、鳴る回数も減った。
- 5〜8回目指が4本くらい入るまで開くようになり、盛り上がっていた部分も小さくなった。音は完全には消えないが、気にならなくなったとのことで終了。
考察
顎関節症の施術では顎まわりの咀嚼筋へのアプローチが基本ですが、顎関節症の方の多くは首・肩の緊張が強く、特に顎の後ろの首すじが硬くなっています。当院ではそこが大きな原因の一つと考えて施術を行いました。
施術で使った主なツボ
養老(左)、内谷(左)、外谷(左)、膀胱兪(左)、仙髎(左)、六谿(右)、腰腿点1(右)
施術の経過には個人差があります。掲載している症例は、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
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顎関節症でお悩みの方へ
症状の出方や原因は、人によって異なります。当院では初回に、病院での診断や検査結果、服用中のお薬、これまでの経過をうかがい、体の状態を確認したうえで、施術の方針と通院の目安をお伝えします。病院での治療と並行して受けていただけます。
鍼が初めての方も多く来院されています。髪の毛ほどの細い鍼を使い、刺激の感じ方を確認しながら進めますので、ご不安なことは遠慮なくお伝えください。
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